「ボタニストの殺人 上下」M・W・クレイヴン:著 ハヤカワミステリ文庫 ストーリー 押し花を受け取った著名人が、連続殺人犯ボタニストに殺される事件が立て続けに起きる。 捜査に乗り出すイギリス国家犯罪対策庁の重大犯罪分…
海外
【復活の歩み リンカーン弁護士 上下巻】は転換期かもしれない [重要!!]な時期
「復活の歩み リンカーン弁護士 上下」マイクル・コナリー:著 創元推理文庫 ストーリー 刑事弁護士ミッキー・ハラー リンカーン弁護士のシリーズ第7弾。 ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュのタッグは、冤罪である無実の罪の服…
【 受験生は謎解きに向かない 】ピップ謎解き三部作のエピソードゼロ編
「受験生は謎解きに向かない」ホリー・ジャクソン:著 東京創元社 ストーリー イギリスの田舎リトル・キルトンに両親と弟と暮らすピップは高校生。 彼女に週末友人宅で開催されるマーダーミステリーの招待状が届く。 1924年の孤…
【 暗殺者の屈辱 上下 】ロシアウクライナ情勢が見事に反映されたシリーズ12作目
「暗殺者の屈辱 上下」マーク・グリーニー :著 早川文庫 ストーリー グレイマンことコートランド・ジェントリーは、 ロシア政府に打撃を与える送金情報が詰まったデータ端末と、 持ち主のバンカーであるアレックス・ヴェリスキー…
【 カラス殺人事件 】題名がストレートでいいねと読み始めたら
「カラス殺人事件」ホサラ・ヤーウッド・ラヴェット:著 KADOKAWA ストーリー イギリスの田舎町、古いお屋敷の隠されたトンネルで持ち主のソフィー・クロウズが殺される。 ソフィの依頼でトンネルで調査を行なっていた、生態…
【 ナイフをひねれば 】四作目ホーソーンとホロヴィッツの距離間が
「ナイフをひねれば」アンソニー・ホロヴィッツ:著 創元推理文庫 ストーリー ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ3作目 作家のアンソニー・ホロヴィッツは探偵ホーソーンとのコンビ解消する。 毒舌劇評家ハリエット・クロスビーに…
【 黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル 】ハードボイルド女性警部の新シリーズ到来!
「黒い錠剤 スウェーデン国家警察ファイル」リパスカル・エングマン:著 早川書房 ストーリー スウェーデンストックホルムの国家警察殺人捜査課の女性警部 ヴァネッサ・フランクの元に、女性が惨殺された事件が舞い込む。 恋人の服…
【 グレイラットの殺人 】清々しい結末でスッキリ、やっぱりポーとティリーは凄いな
「キュレーターの殺人」M・W・クレイヴン:著 早川書房 ストーリー 英国、カンブリア州、国家犯罪対策庁の重大犯罪分析課(NCA SCAS)の部長刑事ポーはMI5からの要請で サミット関係者のヘリコプター操縦士の男が売春宿…
【 卒業生には向かない真実 】なんだか残念な最終作、自己の探求概念への旅
「卒業生には向かない真実」ホリー・ジャクソン:著 東京創元社 ストーリー イギリスの田舎リトル・キルトンに両親と弟と暮らすピップは18歳の高校生 まもなく大学入学と共にリトル・キルトンを旅立つ予定だが 過去に解決へ導いた…
【グッド・オーメンズ season2 】唖然の終わりでどうする?! シーズン3あるんでしょうね
「グッド・オーメンズ シーズン2 ストーリー 2023年のamazonプライムドラマ。その2 天使アジラフェルと悪魔クロウリーが、現代のイギリスで起こる、天国対地獄の争いを阻止しようと奔走。 6000年前から地球と共に暮…
【 正義の孤 上下 】ボッシュの思い、デザート・スターは砂漠に咲く花
「正義の孤 上下」マイクル・コナリー:著 講談社文庫 ストーリー ロス市警に新たに設置された未解決事件班の責任者となったレネイ・バラード。 最優先事項である、30年前女子高生が殺された未解決事件解決が進展しない中 バラー…
【 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾 】牧歌的な雰囲気漂う老人探偵倶楽部ミステリー
「木曜殺人クラブ 逸れた銃弾」リチャード・オスマン:著 早川書房 ストーリー 英国フェアヘイブンの裕福な老人施設クーパーズ・チェイス、 そこに集まる謎解きが好きな探偵グループ「木曜殺人クラブ」メンバー、エリザベス、イブラ…
【特捜部Q―カールの罪状―】シリーズ終わりの巻の前編
「特捜部Q―カールの罪状―」ユッシ・エーズラ・オールスン:著 早川書房 ストーリー それはデンマークで22年前に起きた、自動車修理店の火災から始まった。 事件の被害者親子に想いを馳せるコペンハーゲン署の殺人捜査課課長マー…
【 白夜に沈む死 上下 】油田開発で揺れるラップ・ランド、トナカイ警察シリーズ第2弾
「白夜に沈む死」オリヴィエ・トリュック:著 東京創元社 ストーリー 北極圏ノルウェー最北の沿岸の町ハンメルフェストでは、石油開発が進んでいた。 ラップランド、トナカイの放牧地区でありながら、町の発展に伴い トナカイ所有者…
【 哀惜 】地味めな主人公マシュー・ヴェン新シリーズ、今後化けるかな?!
「哀惜」アン・クリーヴス:著 早川書房 ストーリー イギリスの南西部デヴォン州、海辺でホームレス サイモンの死体が見つかる。 故郷に舞い戻ったばかりのバーンスタブル署のマシュー・ヴェン警部が 部下のジェンやロスと共に奇妙…
【 影のない四十日間 上下 】ラップ・ランドのサーミ文化を知るミステリー
「影のない四十日間」オリヴィエ・トリュック:著 東京創元社 ストーリー 北極圏ノルウェー最北部ラップランドのカウトケイノ、 トナカイ所有者のサーミ人(北欧の先住民族)の殺人事件が起こる。 トナカイ警察のクレメット・ナンゴ…
【 炎の爪痕 】最終シェトランドシリーズ-さようならペレスそしてありがとう
「地の告発」アン・クリーヴス:著 創元推理文庫 ストーリー イギリスの北、シェトランド諸島が舞台のジミー・ペレス警部シリーズの8作目であり最終話 シェトランド新四重奏シリーズ(ペレス警部シリーズ)の第4作目。 シェトラン…
【 ダークアワーズ 上下 】ボッシュとバラードの新しい戦い、次作へのエピローグ?!
「ダークアワーズ 上下(上)(下)」マイクル・コナリー:著 講談社文庫 ストーリー 2020年の大晦日、深夜勤務刑事のレネイ・バラードと性犯罪科のリサの二人組。 ロス市警への批判を招いたブラック・ライヴズ・マター運動によ…
【 ミセス・ハリス、パリへ行く 】悪人のいないワールドが心地良い
「ミセス・ハリス、パリへ行く ポール・ギャリコ:著 KADOKAWA ストーリー 1950年代のロンドンで通いの家政婦をする、真面目なおばさん、ハリスさん。 通いのお金持ちの家で、偶然目にした ”クリスチャン・ディオー…
【 殺しへのライン 】三作目ホーソーンの意外な顔が見えてくる巻
「殺しへのライン」アンソニー・ホロヴィッツ:著 創元推理文庫 ストーリー ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ3作目 作家のアンソニー・ホロヴィッツは、新刊『メインテーマは殺人』の宣伝を兼ねて、 探偵ダニエル・ホーソーンと…