【 ダークアワーズ 上下 】ボッシュとバラードの新しい戦い、次作へのエピローグ?!

 

「ダークアワーズ 上下(上)(下)」マイクル・コナリー:著 講談社文庫

ストーリー

2020年の大晦日、深夜勤務刑事のレネイ・バラードと性犯罪科のリサの二人組。

ロス市警への批判を招いたブラック・ライヴズ・マター運動による厳戒態勢がひかれていた。

そんな中、事故とも思える銃殺害事件が起きる。

バラードは深夜扱いから殺人科へ時間が引き継がれる前に、核心を掴む。

また、同時進行で連続レイプ犯によるミッドナイト・メン事件も追いかけることになったバラード。

引退したハリー・ボッシュに連絡し、一緒に真相を追いかけることに。

ハリー・ボッシュとレネイ・バラード共演第3弾。




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読むネコポイント

ボッシュバラードのタッグ、第三弾です、

前半、バラードとペアのリサー・ムーアがとにかく噛み合いません。

正反対の二人です。

正義感と使命感の強い孤独なバラードに対し、保守で協調性を重んじることなかれ主義のリサ

ヤキモキしながら読み進みました。



更に、上司のデレク・ロビンスン=レイノルズ警部補やベタニー刑事

バラードの事件解決への情熱を削ぐ人達が、どんどん邪魔するったらない、、、

孤独の中、唯一バラードを肯定してくれたボッシュ

救急救命士の友達以上恋人未満であるギャレットが救いです。
 

バラードは骨太です。

組織の中では浮いてしまう存在。

これまでは信念がそれを支えていましたが、

今回の腐った警察組織には呆れ果て、最終的には去る決意をします。

ハリーは無条件にバラードを肯定し支えてくれる、もはや老齢のおじいさんのような存在です。

しかし白血病を患い、これまでのような無茶な行動などはとれません。

それが読んでいて悲しくもありますが、新しいバラードとの関係を期待を込めて応援したりで

読んでいて感情が大忙しでした!

終盤、事件は思わぬ方向に進み、緊張感に満ち溢れ退屈する暇もありませんでした。

そして、最後の最後に、思わぬ回収が起こります。

読後感がいいことよっ!!

爽快な気分と、次作への期待が溢れてきました♡

訳者あとがきでは、次作品「正義の孤」はまさに本書の続編となり、衝撃的な驚くような展開だそうです。

ドキドキしますね。