pha:著「ひきこもらない」はいやし系の心のエール

「ひきこもらない」 pha:著 幻冬舎

ストーリー

お金と仕事と家族がなくても、人生は続く。東京のすみっこに猫2匹と住まう京大卒、元ニートの生き方。

引用: 「BOOK」データベース

プラス情報

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
しないことリスト
人生にゆとりを生み出す 知の整理術
がんばらない練習

読むネコポイント

phaさんを知ったのは、数年前SNSで「働かないことを肯定していてシェアハウスを運営しているらしい人」となんとも形容しがたい噂のようなものでした。

しかしその時は「羨ましい でも働いてないことをガンガン押す(実は)意識高い系の人なのでは」 と思い、深掘りをしませんでした。

その後たまたま本を1冊読み、更にフジTVのドキュメント番組でシェアハウスの様子が放映され、その印象は大間違いだと気付かされます。

phaさんはなんとも、やわらか〜い感じの人でした。もごもご話す感じや、ぬぼっとした雰囲気から熊のプーさんを思い出します。周りに人が集まるのも分かる。

 
さて、こちらの本は、シェアハウスが練馬から上野に移る様子や、日々のサウナ道、散歩で歩くことについてなどが綴られています。

なんてことないように文章は書いてあるけれど、リズムが読みやすいし、ワードセンスいいのですよね。
本当のことだけが書いてあるので(たぶん)、心にちょっとしたことが響きます。

フィッシュマンズ、ニルバーナ、自分もよく聴いていたのでリンクするし 笑

大仰に「こうしたほうがいい」とかの押し付けは一切なし、肩の力を抜いて生きる術を日々模索する様子が、微笑ましくいやされます。

とはいえ、おそらくご本人の中では、色々な葛藤や悶々とした思いなど渦巻く時もあるということで、それを吐きだし文章に変換した際、暑苦しくならないのが、すごいなーー才能だなーー と思います。

今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気吉濱 ツトム:著

「今ひきこもりの君へおくる 踏み出す勇気」は発達障害の参考書

2019年11月25日