実話「ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話」

「ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話」アンドレア ゴンザレス・ソフィー ハウザー:著 Pヴァイン

ストーリー

「タンポン・ラン」――このゲームを作ったことですべては始まった
生理タブーに挑戦!ギークでパンクでフェミニストな女の子たちの痛快サクセスストーリー

極度のあがり症だったソフィーと親からのプレッシャーに悩むアンディ、
二人は女子高生向けのプログラミング講座で出会う。最終課題として
制作した生理タブー風刺ゲーム『タンポン・ラン』によって、二人はIT業界に
温かく迎え入れられた。さまざまな経験を積み、今をときめく女性起業家
たちに出会う中で、二人は少しずつ成長していくー

引用: Amazon

プラス情報

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読むネコポイント


内気で人前に出るのが苦手なソフィー
親からのプレッシャーを重圧に感じているアンディ

NYに住む二人の女子高校生が、コーディングのワークショップ講座 「Girls Who Code」 で出会います。

ソフィはコード初心者で、プログラミングは初めて。
アンディはピアノにプログラミング、バレーと
あっちこっちに挑戦中で大忙し。

二人がチームになり、講座の最終課題のゲーム制作に挑むドキュメンタリーです。

ソフィとアンディが話し合いの末、作ることに決めた題材はなんと

生理

世の中では生理がなぜタブー視されているのか?

格闘ゲームの中では暴力と血が表現されているのに、経血はダメなのか?

ゲームの女性は全てセクシャリティが誇張されている存在ばかりなのは差別では?

そしてタブーを打破するべく出来上がったゲーム

「タンポン・ラン」 !!!!

家族や友達しか見ないだろうと、HPやSNSにアップしたところ
人生が変わるほどの「タンポン・ラン」ムーブメントに巻きこまれることになります。

数々のメディアに紹介されインタビューの日々、
IT界のプレゼンや、シリコンバレーに招待

IT界の女性起業家との出会い、
女性プログラマー、シリコンバレーでの女性の希少性

夢や現実を見つめ、挑戦をしつつ、二人は成長していきます。

NYの女子高生の等身大のリアルな生活やノリ、が伝わってくるのはノンフィクションだから。
おそらく2人共に中流家庭の頭のいい子、だと思われます。

賢いとはいえまだ幼い二人が、悩みつつも学校生活と並行して、
「タンポン・ラン」を普及する活動を行い
それをIT界が優しく受け入れるのが
アメリカだなーと感じます。

IT界からすると
・女子高生
・タンポン
・80年代ゲームのキャラ

男性たちでは到底考えつかない発想のゲームで
アイデアが目新しい!!
面白い発想!!
と驚愕したのではないでしょうか。

この本を読んで
「自分が面白いと思うことを表現すればいい」
ソフィーの言葉で
それ、忘れつつあったなぁと、初心を思い出した次第です。

仕事に慣れ親しみすぎた毎日が少し退屈に感じてる人に
良い刺激剤となる
「ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話」
でした。

余談ですが
読んでいて海外ドラマ 「Silicon Valley (シリコンバレー)」を思い出し
早くシーズン6が見たいなぁと思いました。