「ボス猫」岩合光昭:著 ジーウォーク
ストーリー
帯にも書いてある
“すべての猫はボスなのです。唯一無二の存在だから”
これが全てを語っております。
猫を写真に撮ったら唯一無二の存在、写真家「岩合光昭先生」の写真集です。
猫を可愛く撮るというよりは、
猫のありのままの姿、
一度飼ったことがある人には 「あるあるーー!!」 とほくそ笑まずにはおられない
猫の一瞬の表情や動作、空気感を2次元内に納めることに成功した
数少ないクリエイターだと思います。
日本という土地柄も生き生きと描かれ、漁師のおじさんと猫は相性が良いなぁと、しみじみする本です。
プラス情報
<著者>
1950 年、東京都生まれ。イヌやネコから世界の野生動物まで、地球に生きる動物たちの撮影を続ける。
著書に『いい猫だね』『岩合光昭×ねこ旅』(山と溪谷社)、『見上げてごらん、朝のネコを』(朝日新聞出版)、
『こねこ』『吾輩はねこである 名前はベーコン』『パンタナール』(クレヴィス)、『スタンド・バイ・ニャー』(辰巳出版)などがあり、NHK BS プレミアムでは『岩合光昭の世界ネコ歩き』を放送中。
DVD に初監督作品・映画『ねことじいちゃん』(KADOKAWA / 角川書店)がある。<プロモーション情報>
ブスッとしたふてぶてしさ、迫力あるコワモテな表情など、たまらなく愛くるしいボス猫たち
NHK-BS「世界ネコ歩き」で有名な人気動物写真家、岩合光昭さんが撮る野良猫界のキング達勢揃いの写真集引用: Amazonより
読むネコポイント
まず、とにかくいい写真ばかりなのであります。
猫好きさんにはたまらない表情目白押しです。
我が家集計での No.1 ショットはこちらに決定させていただきました。↓
奇跡の一枚としか言いようがありませぬ。
猫は演出、自己プロデュースがうまいのかな?と思ったりしたこともありましたが
KIRINのビール箱、そしてそれが逆さま、、さらに台車に乗っている、、、なんてことは
演出者したくてできるもんじゃない。ど天然物だと思われます。
猫は一緒に暮らしていると
「哲学だな〜」
と感じずにはおれない行動をとる反面、
「何も考えちゃいねぇ」
とも思える本能のみの行動をとります。
振り幅が広ーーい2面性を持ち合わせているのです。
いわゆる可愛いペットショップのブリーダー的な猫もいいですが
岩合先生が描く、自然とともに素で生きるmixの猫たちに思いを馳せてしまう味わい深い写真の数々。
ええ顔しとります w