「よつばと!」あずま きよひこ:著 電撃コミックス
ストーリー
「えっ 、、どういう意味?? 」と思って読み始めたのがおよそ20年前。
5歳の緑色の髪の女の子「よつば」と、「とーちゃん」のありふれた日常が描かれたこちらのマンガ。
本当に何気ない、よつばととーちゃんのやり取りや
ごくごく誰しもが通る子供道を、
ノスタルジックな絵柄(背景や空気感の描写がホントに上手です)が、
ほのぼのとしたテンポで丁寧に表現されている作品。
隣の女子姉妹、とーちゃんの友人ジャンボなど、個性強めの良い人たちと
率直で陰日向のない「よつば」との面白くて可愛らしい日々。
自分の子供の頃に感じていた「なにか」を思い出させてくれるシリーズ。
1話が1日で進んでいきます。
13巻は、ばーちゃん(とーちゃんのかーちゃん)が家にやってきます。
14巻は、よつばはとーちゃんと初めて東京に行き、上昇志向の叔母さん(とーちゃんの妹)に会います。
プラス情報
著者:あずまきよひこ マンガ家。代表作『あずまんが大王』『よつばと!』
引用: Amazonより
読むネコポイント
2003年から続き、息長ーーく読んでいるマンガです。
ずっーーとよつばは小さいまんまなのだけれど
1話1話少しづつ成長しているので、全然歯痒い感じはなく
むしろ自分が小さな頃は1日1時間がとても長く感じていたわけで
その感覚をこの本を読んでいると思い出すのです。
何にもすることがなくて、親も仕事とかでかまってくれない時に
部屋の真ん中でごろっと寝転びながら、窓の外の雲をじっーーとみてたりする
時が止まったような、緩やかな空気。
コマ割りや絵がうまいので、めちゃくちゃ伝わってくるのです。
よつばは無邪気で、時に空気をぶっ壊すような発言もするけど、
物怖じせず元気いっぱい、好奇心もいっぱい、太陽のような子です。
が、時に「やんだ」(とーちゃんの後輩♂)には結構ひどいことを言います。
やんだは精神年齢が同じくらいなので、よつばと良きライバルってことですかね w
気がつくと最新刊は今現在(2021/2/27)で15巻、まだまだずっと先まで続いていくことを願わずにはおれません。
ちなみによつばは髪の毛は緑、とーちゃんの実子ではないらしい。
物怖じもしないし外国の血が入っているのは間違い無いのですが、
そこらへんの内訳は知りたいような知りたく無いような、、
とりあえずよつばよ!! スクスクと育ってね!