「隠された悲鳴」この先忘れられないアフリカホラーサスペンスは「姥捨山」「野火」のよう

「隠された悲鳴」ユニティ・ダウ:著 三辺律子:訳 英治出版

ストーリー

ボツワナのある村で12歳の少女が行方不明になるが、警察は野生動物に襲われたとして、捜査をほとんどせずに終わってしまう。

5年後、その村に赴任した若者が事件の真相を追うことに。
町の名士、警察、権力が絡んだ先には、残酷で野蛮な「儀礼殺人」の事実があった。

ラストでは儀礼殺人の実態があきらかに。

オススメポイント

文化の違いはあれど、怖いの一言で片付けられない何かある。アフリカの発展途上国ボツワナ、呪術や儀礼殺人が文化と結びついて残っている地で、実際に起こった事実を元に書かれたフィクション。

プラス情報

2002年、ボツワナの女性最高裁判事(2019年 外務国際協力大臣)が儀礼殺人を題材にして書いたサスペンス。

読むネコポイント

儀礼殺人の内容は、想像を絶するようなもので、読んだ後にいやな感じが残ります。
事実をベースにしているので、それが現実に起こったと考えると更に輪をかけて、後味が、、

でも、メッセージとして、作者(超インテリの女性)は、投げかけたかったんだろうな、自国を背負う未来を作る若者世代にこの現状を。そう考えると、名品なのではないかと思います。

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