「さりげないのに品がある気くばり美人のきほん」西出ひろ子:著 かんき出版
ストーリー
日常生活や人間関係の中での身だしなみや礼儀、食事作法、招待や接待のさりげない気配り。
現在のSNS でのマナーや振る舞いなど、作法ではないけれど、自立した女性としての
所作が項目別に書かれている、マニュアルのようでもあり、人生教訓でもある本です。
名女優を指導した経験のある著者が、様々なシチュエーション対応で
ワンランク上のお作法を伝授してくれます。
プラス情報
西出/ひろ子
マナーコンサルタント・美道家。ヒロコマナーグループ代表。ウイズ株式会社代表取締役会長。HIROKO ROSE株式会社代表取締役社長。一般社団法人マナー教育推進協会代表理事。大妻女子大学卒業後、参議院議員等の秘書職を経てマナー講師として独立。1998年、英国オックスフォードに渡り、オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者(当時)と現地にて起業。帰国後、名だたる企業300社以上のコンサルティング、延べ10万人以上の人材育成をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) –このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。引用: BOOK著者紹介情報より
読むネコポイント
よくある気配りのススメ的な本かな、と思い手にしました。
でもそれ以上の、期待以上の何かをもたらしてくれました。
アラフィフで仕事が好きな運営者は、気が利いて当然の年齢であり立場でありながら
凸凹な脳の持ち主ゆえ、周りに助けてもらうことが多いと察しており
このようなマニュアルを最近よく読むようにしています。
こちらの本は、最後の章 「きくばり美人のきほん」 が、大変心に響きました。
著者の経験から出た「私は〜」と主語で始まる部分です。
その他のところは、当たり前の礼儀、といった綺麗事のような内容が並んでいたので
参考になったりならなかったり程度でしたが、その部分は違いました。
〜私も以前はこだわりが多く、そんな自分も好きで、結局は変われなかった。
悩んでばかりだった。
自分枠を超えると、楽になり余裕ができるのです〜
「自分枠を作らない」にそのようなことが書いてありました。
否定をしない、悪口や愚痴を言わない、そもそもそうゆう考え方をしないで、
別のアプローチで生きることに気が付く、ということでしょうか。
運営者がよく思うのは 「金持ち喧嘩せず」 これを目の当たりにします。
年齢関係なく、実力で勝負し成功した人って、お金に余裕があるし、性格が大変できているんですよね、、
(運営者はその境地ではありません、そうじゃないから気が付くワケですが)
どちらにしても、人間関係や生きるのはそれなりに大変だけど
楽しみを見つけて生きる
その結果は誠実に過ごすなかで、それなりに返ってくるのかなと、思います。
なんだかモヤモヤしている 40,50代の向上心のある方に、おすすめです!