「新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本」ビギナー向け食と体の関係本

新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本2019/10/24上西一弘 (監修)

「新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本」上西一弘:監修 池田書店

ストーリー

タンパク質は筋肉だけでなく、髪や肌、ホルモンや酵素、メンタルなど体のさまざまな部分の材料です。命をつくる栄養素とも言われ、健康、スポーツ、美容、介護など多くの分野で注目されています。現代人にはタンパク質が不足しているといいますが、肉や魚だけ食べれば、健康になれるわけではありません。栄養はバランスが大切です。では、日常生活の中でどのようにタンパク質を摂ればよいのでしょう?成長し、老いていく人間に。今、私たちに必要な栄養の知識を、タンパク質から読み解いていきましょう。

引用: 「BOOK」データベース

プラス情報

徳島県生まれ。徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了。その後、食品関連企業に就職し、入院患者向けの流動食の開発に携わる。1991年より女子栄養大学に勤務し、2006年栄養学部教授に就任。大学の卒業研究だったカルシウムと骨の研究を継続。牛乳中に含まれるタンパク質(MBP)の効果の検討などをおこなう。また、食べることを一歩進め、ゼミではスポーツ選手のパフォーマンスが上がり、勝てる身体をつくるためのスポーツ栄養学を研究し指導している 引用: 「BOOK著者紹介情報」より

読むネコポイント

最近のタンパク質ブーム、栄養と体作り、はもはやタレントやスポーツ選手は当たり前で、それが一般の人の感覚にも根付いてきているように思います。

タンパク質とメンタルヘルス、心と栄養の関係が、認知されてきたのもあります。

食べ物が体と心を作っているわけですね。

そのブームに乗っかった感のある、こちらの本「新しいタンパク質の教科書 健康な心と体をつくる栄養の基本」です。

発達障害グレーゾーンである運営者は、タンパク質系の本と聞くと読まずにはいられないのですが、この本のターゲットは体づくりの人向けなのかな、と思いました。

体を鍛えている人が周りにいないので分かりませんが、筋肉体操してそうな人からすると、どうなんでしょう。

物足りない内容だったりはしないのでしょうか?

ええい、はっきり言うと、栄養について沢山書いてはあります。

タンパク質の種類とか、分解された後にどうなるかとか。

でも、なんか薄っぺらいんですよね。どの情報も。

料理も写真付きでレシピが載ってはいますが、作りたいなと思う感じではないような。

体鍛える系なのか、メンタルヘルス系なのか、男なのか女なのか、メタボの中高年なのか、中年女性のダイエットに対してなのか、誰にむけて書いてるのかよくわからない内容でした。

結果、「なんか最近タンパク質が重要らしいな」 と興味を持ち始めた超初心者の人が読むのには、いいのかもしれません。