【誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方】を読んでどう感じるか

誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方、2019/12/25くどう みやこ:著

「誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方」 くどう みやこ:著 主婦の友社

ストーリー

子どもの写真入り年賀状を見ていやな気持ちになるのは私だけ?子持ちの人たちは私たちのことをどう思っているの?もう吹っ切れたと思ったのにまた落ち込んでしまうのはなぜ?子どもをあきらめたあとに続く苦悩はいつになったら消えるの?子どものいない女性300人の本音満載。少し先行く先輩たちが包み隠さず教えてくれた、子どものいない人生の受け入れ方、つらい時期の乗り越え方。

引用: 「BOOK」データベース



読むネコポイント

子供のいない夫婦、シングル(独身)の生き方を提案してくれてるのかな、と読んでみました。

内容はあまり重厚ではありません。それくらいの方が、題材からも重すぎる結果になりそうなので仕方ないのでしょう。

子供がいない方の、色々なパターンが掲載されており、




世間(周り)の価値観に惑わされずに、前向きにいきましょう、といった具合です。

妊活で一生懸命な方にとっては、少し慰められる内容かもしれません。

この題材の本を読んでも、なぜかあまり響かないのはなぜなんでしょう。

女性は各事情(環境)に似た境遇の人に共感し、寄り添う傾向があるそうで、




自分と似た感覚のタイプの人の意見が、こちらの本では見られなかったからでしょうかね。

でも、同じ境遇の人とつるむことで、自分の生き方が固まるわけでもないのにな、と冷静に思ってしまいます。

多様性を認める社会をのぞむ一方で、同調したがるという矛盾、著者の方もそれについて少し触れていましたが。

 

おすすめ本

小説「誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方」に興味を持った方には、次の小説もおすすめです。
 

「50代からしたくなるコト、なくていいモノ」はさらっと読めすぎる50代エッセイ」

50代の女性や、デジタルに耐性がなく、日常的にスマホやその契約、世の中の仕組みが変わりつつあることに戸惑う中年期の人には、「ある、ある」と言わずにはおられないかも。

50代からしたくなるコト、なくていいモノ/岸本葉子著/東京 中央公論新社

「50代からしたくなるコト、なくていいモノ」はさらっと読めすぎる50代エッセイ

2019年11月8日
 

「ブスの自信の持ち方」

性別や差別(マイノリティ)に対して社会はどうすべきか?
自らを「ブス」であるとし、ブス側の意見をロジックで述べている本書。

山崎ナオコーラ「ブスの自信の持ち方」

「ブスの自信の持ち方」社会のあり方をよくしようとする建設的な提案本

2019年11月26日