【 森の中に埋めた 】ドイツホーフハイム42年前の事件から悲しい連鎖が生んだ連続殺人事件

「森の中に埋めた」ネレ・ノイハウス:著 東京創元社

ストーリー

ドイツ警察 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ8

ドラッグから抜け出そうと他人のキャンピングカーに潜り込んだエリーアスは、偶然に放火犯を目撃してしまう。

そのキャンピングカーの大爆発は連続殺人事件の幕開けだった。

刑事オリヴァーピアは捜査を始め、車の中で焼死したのはオリバーの少年時代のグループの一人だと判明、

しかし、有益な証言をする予定だったその母親も殺人者の手にかかり、事件は振り出しに戻ってしまう。

聞き込みは、オリバーに関わりのある知り合いばかりで進んでいき、少年時代の苦い思い出が記憶から呼び覚まされ、、

行方不明のエリーアス、複雑に絡まり合った人間関係、袋小路に入りかけたオリバーとピアが事件を追いかけ続ける。



プラス情報

【 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ 】 世界累計1000万部突破
深い疵 2013/02/27
白雪姫には死んでもらう 2013/5/31
悪女は自殺しない 2015/06
死体は笑みを招く 2016/10
穢れた風 2017/10/20
悪しき狼 2018/10/31
生者と死者に告ぐ 2019/10/31
森の中に埋めた 2020/10/30

生者と死者に告ぐ (創元推理文庫)2019/10/30 ネレ・ノイハウス:著,酒寄 進:翻訳

「生者と死者に告ぐ」”刑事オリヴァー&ピア”シリーズ7は読み応えあり

2020年2月18日
 




読むネコポイント

前作 「生者と死者に告ぐ」が、大長編で管理人的は少し辛かったので、

今回の本の分厚さを見たとき(3cm弱)、やや怯みました w

が、題名からしてちょっと面白そうだったのも○だし、内容もサクサク進んで割合に読みやすかったです。

冒頭の「登場人物紹介」で65人(数え間違えていたらすみません)、

覚えにくいドイツ名がずらり並んでるのを見た時はどうなることかと思いましたが w

フェリツィタス、エリーアス、などの登場人物がダメ人間だがどこか愛嬌があったし、

ターリクという視覚記憶能力を持つ新人さんが警察に新規参入でメリハリもあり

分からない人・忘れちゃった方達は読み飛ばしても、進み具合に影響もあまり出ず

なんとか最後まで面白く読んでいけました。



オリバーの元カノ、インカ・ハンゼンや今彼女カロリーネとの関係性もストーリー内でどんどん進みます。

刑事生活に疲れ休職予定だったオリバーに、更なる精神的圧迫が。

連続殺人事件はオリバーの子供時代の友人、貴族の彼一族の領地である村を中心に進んでいくからです。

子供グループ内は、狭い了見の村をそのまま表したような、がんじがらめ関係性で成り立っており

辛い過去の事件と対峙させられたオリーバーは疲労困憊気味に。

休職からもう警察に戻ってこないのではと、ピアは心配になります。

最後はオリバーの刑事魂に火がつき大進展となり終了しますが、

シリーズ次作では「二人のペアはいかに。もしや解散・・・?!」ということで目が離せません。

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