「ER緊急救命室(吹替版)」シーズン1〜15
ストーリー
シカゴ近郊のクック郡総合病院の救急救命室(Emergency Room、略称:ER) で働く医師や看護師たちの日常をリアルに描いたドラマ。
本国アメリカではシーズン15まで放送。日本でも大ヒットとなった。
シーズン初期にはハリウッドスターである、ジョージ・クルーニーが医師役で出演していた。このドラマから見い出された。
プラス情報
原作は 『五人のカルテ』(ハヤカワ文庫) 著:マイケル・クライトン
読むネコポイント
1995年スタートしたドラマ、懐かしいですね。
海外ドラマをちゃんと見始めたのは、デビッド・リンチの「ツインピークス」と「ER」あたりだったと思います。
友達とVHSのレンタルビデオ屋に夜な夜な借りに行ったり、ケーブルテレビのある家に押しかけて見たりしたもんです。
このドラマは何が面白いかと言われれば”ER内を巡る人間模様”これに尽きるのではないかと。
今を持って、キャロル(主人公の女性看護師)、グリーン先生、研修医のカーター、などすらすらと出てきます(全て初期メンバーです)。
それほど、人物設定がしっかりしていてつい感情移入してしまうドラマだったんです。
ERには様々な事情を抱えたリッチとは言えない人々が次々と運び込まれ、
やはり色んなものを抱え込んだ医師や看護師らが
経営難だったり、派閥のようなものが見え隠れしたり、医師同士の牽制のなか
治療や手術が行われていきます。
緊急医療の現場の醍醐味や、病院の内情、医療現場のリアル感(と言ってもドラマですが)
当時の日本には無い設定だったんです。
現在の海外ドラマの礎になったとも言えます。
医療関係では最高のドラマで、今でも十分見ごたえがあるでしょう!!