「グッド・オーメンズ シーズン1
ストーリー
2019年のamazonプライムドラマ。
天使アジラフェルと悪魔クロウリーが、現代のイギリスで始まろうとしているアルマゲドンを阻止しようと奔走。
6000年前から地球と共に暮らしてきた二人は、世界の破滅を防ぎたいが、
天使たち VS 悪魔たち
どちらの集団も、やる気満々なのである。
アルマゲドンのきっかけとなりうる、子供「アダム」誕生を巡って、悪魔と天使の攻防が始まる。
もちろん天使アジラフェルと悪魔クロウリーは組織の一員なので、アルマゲドンを起こすのを手伝わざるを得ないのだが、、
果たして世界の終わり”アルマゲドン”は予定通り起こり、地球は消滅してしまうのか!?
プラス情報
出演: クロウリー:デイヴィッド・テナント
ガブリエル:ジョン・ハム
アジラフェル:マイケル・シーン
読むネコポイント
イギリスのシニカルなコメディーが好きな人は、とっても面白いのではないかと思います。
個人的には、大満足でした。
最初スタートは、天使にも悪魔にも思いを入れられない、キャラもあんまり好きになれない、
アダムとイブの創世記からの回りくどい歴史が端的に描かれ、
時代が切れ切れに映し出されていくのについていけず(西洋の歴史なんて詳しく知らないので)、
少し飛ばし気味に見ていました。
ですが、4話目くらいから、現代のイギリスが舞台になり、アダム誕生からようやく内容に合点がいき
そうなると、嫌味なくらい上品、だけどおっちょこちょいな天使のアジラフェル
自由人で皮肉屋な悪魔クロウリー、この二人の関係含め、どんどん気になってきます。
キャラは正に天使と悪魔、と思いきや、実は面倒見が良い悪魔クロウリー、
ここぞという時に大胆な行動に出る天使アジラフェル、
実はとても相性が良い。
お互い共に立場としてあり得ないのだけれど、れっきとした「友達」なのでした。
物語は、アダムを巡って奔走する、イギリスに住む預言者の魔女の子孫や、
全てのコンピュータ・デジタル機器を破壊する才能をもつ、プログラマー志望の気弱な男性、
魔女狩り軍を運営する初老の変人男性、とその隣人女性、
アダムとその愉快な仲間たち?!、とペットの「犬」、
天使軍団、悪魔軍団、神、サタンが、アルマゲドンを巡って奔走します。
CGにもお金がかかっており、コメディーの基盤を支えています。
私的には、オープニングのアニメがとても素敵、長めにも関わらず毎回見てしまいました。
ハリーポッターのシニカルコメディー時代劇、のような感じで見られました。
シーズン2 の放映が楽しみです。