「
の殺人 上下」M・W・クレイヴン:著ストーリー
捜査に乗り出すイギリス国家犯罪対策庁の重大犯罪分析課(NCA SCAS)のポー、フリン、ティリー。
しかし更に難題がのしかかる。
ポーの友人である天才病理学者ドイルが、父親の殺人容疑で逮捕される事態に。
証拠が全く見つからないボタニストの殺人事件、全ての証拠が犯人として指差すドイルの事件。
ポーは解決できるのか!?
ワシントン・ポーシリーズの第5弾
プラス情報
英語から翻訳–マイク・W・クレイヴンはイギリスの犯罪作家です。彼は、『ワシントン・ポー』シリーズと『DI Avison Fluke』シリーズの著者です。 2019年、彼の小説『The Puppet Show』が犯罪作家協会のゴールド・ダガー賞を受賞した。引用: ウィキペディアより
読むネコポイント
ボタニストの殺人 題名を聞いただけでワクワクしていました。
これまで前4作が全て満足の面白さだっただけに、期待値が高ま離まくり w
読み終わって、そのハードルを超えたことに、驚きと共に感謝でございます。
クレイブンさん、すごいなぁ
そしてありがとう!!
さて、今回はイギリスの著名な文化人、政治家、インフルエンサーが殺されます。
共通するのは3者が「超いやーーーなヤツ」ということと
押し花と詩が送られてきた後に毒殺されるという点。
3人目のインフルエンサー女子は、病院に完全隔離したにもかかわらずリシンで殺され、
ポーや、NCA/SCASの警部・フリンと分析官のティリー・ブラッドショーは捜査に行き詰まります。
その間、頭脳明晰で美しい(更に今回の捜査で貴族であることが判明した)
病理学者エステル・ドイルが父親殺しの容疑者として逮捕されるという
ポーにとって思いもがけない密室殺人事件が起こります。
女王さまキャラのエステルがポーに頼り、どんどん弱っていく、、、
無実を確信しながらもなかなか手掛かりが掴めず四苦八苦するポー。
難題2つ抱え陰鬱な現場になりがちですが、天真爛漫なティリーの天然発言が場を和ませつつ
密室殺人をどう解き明かすのか、下巻は凄まじい勢いで読み進めること請け合いです ww
今回エステルとポーの間は急激に進展しますが、次作6作目ではどうなるのでしょう?!
更に著者は7作目は、シリーズに新展開があると明言しているので、まだまだ楽しませてくれるのではないでしょうか。